借金返済のコツは?返済できないと取立てが来る?自力で返せないときの対処法は?
- 更新日: 2024年05月14日
「借金が減らない…返済のコツってあるのかな?」
「借金が増えすぎて返済が厳しい…解決方法はあるの?」
今回はこのようなお悩みを解決していきます。
リボ払いやカードローンなどを使いすぎると、利息も増えてしまうので返済しても借金そのものが減りづらくなります。
また、状況が悪化すると利息の支払いのみで精一杯となり、最終的には返済できない・借金の元本がまったく減らない状況になるリスクもあります。
本ページで、借金返済のコツや自力での返済が厳しくなったときの対処法を見ていきましょう。
借金返済を楽にするコツ
借金返済を楽にするためのコツは、支払う利息を減らすことです。以下では、支払う利息を減らすための方法を3つご紹介します。
金利の高い借金から優先して返す
金利の高い借金から優先して返済していくことで、支払う利息が少なくなります。
たとえば、金利12%のカードローンの場合、利用残高10万円に対して毎月1,000円の利息が発生します。一方で、金利18%のリボ払いだと利用残高10万円に対して毎月1,500円の利息が発生します。
「たった500円しか変わらないのでは?」
このように感じる方もいらっしゃると思われますが、利用残高が多くなったり、利用しているカード会社ごとの金利差が大きくなったりすれば、この差が1,000円にも1万円にもなります。
複数のカードで借金をしている場合は、金利の高い借金を優先して返済し、支払う利息を減らしていきましょう。
繰り上げ返済を行う
返済に充てられる貯金がある場合や、ボーナスなどでまとまった余剰資金が入ったときには、繰り上げ返済を行いましょう。
利用残高が少なくなれば、発生する利息も少なくなります。
繰り上げ返済を行えば、利用残高が減るため、発生する利息も少なくなりその分返済も楽になります。
毎月の返済額を増やす
毎月の返済額が増えれば、借金が減るスピードも速くなり、その分発生する利息も少なくなります。
毎月の返済額を増やすためには、副業などで収入を増やしたり、節約などで支出を減らしたりと返済に充てられる金額を増やしていく必要があります。
借金を返済できないとどうなる?
借金が増えていくと、返済が厳しくなるリスクがあり、滞納が続けば取立てが行われます。
以下では、返済できなくなった場合にどのような流れで取立てが行われるのかを解説していきます。
催促の連絡が来る
返済期日を過ぎると、まずは電話やメール、手紙などで「早めに支払うように」という連絡が来ます。
一括請求される
催促を受けても返済を行わない場合、カード会社の取立ては厳しくなっていきます。
具体的には、まだ返済期日が来ていない借入分も含めた利用額すべてに対して、一括請求を受けることとなります。
このころには、信用情報機関に事故情報が登録されている(いわゆるブラックリストに載っている)状況になっていることが多いです。
裁判所から通知が届く
一括請求されて何もしない場合、裁判所から訴状や支払督促が届きます。
手続に対応しないと、財産差押えの手続に進んでしまうため、早急な対処が必要です。
差押えが行われる
裁判所からの通知への対応を行わない場合、カード会社は改めて裁判所に差押えを申し立てます。
裁判所が差押えを認めると、給与の一部や預貯金などの差押えが行われます。
自力で借金を返せないときの対処法は?
ご紹介した借金返済のコツを実践して返済が楽になればいいですが、改善が難しい方もいらっしゃると思います。
ここでは、借金を返せないときのNG行動と適切な対処法について解説していきます。
借金を返せないときのNG行動3選
借金を返せない場合でも、以下のような行動を取ってはいけません。
- 借金を借金で返す
- クレジットカードの現金化を行う
- ヤミ金を利用する
これらの行動を行っても、その場しのぎになるだけで、それを続けて待っているのは状況が悪化して解決すら難しい未来です。
借金を返せないときには債務整理を!
借金を返せないときには、債務整理を検討しましょう。
債務整理には、カード会社と長期の分割払いや利息カットの交渉を行う「任意整理」や、裁判所に返済不能であることを認めてもらい借金の返済義務をなくしてもらう「自己破産」などがあります。
債務整理を行うことで、自力では解決できない借金問題を解決できた事例が多数あります!
滞納を繰り返して、状況がひどくなれば、債務整理でも解決が難しくなる可能性があります。
アディーレは、債務整理に関するご相談が無料なので、これ以上状況がひどくなる前にご相談ください!
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監修者情報
- 資格
- 弁護士
- 所属
- 第一東京弁護士会
- 出身大学
- 早稲田大学法学部,首都大学東京法科大学院
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