本当にお金を借りられない!最終手段は自己破産?ほかに解決方法はある?
- 更新日:2024年05月14日
「もうすぐ返済日なのに、本当にどこからもお金を借りられない…」
そのような状況で、「最終手段として自己破産するしかない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自己破産以外にも、お金を借りられない状況を解決する方法はあります。
本ページでは、お金を借りられないときの解決方法に加え、やってはいけないNG行為を解説します。借金問題を根本的に解決する方法も、合わせて見ていきましょう。
お金を借りられないときの最終手段は自己破産?
自己破産は、借金問題を解決する方法の一つにすぎず、「最終手段」というほど大げさなものではありません。
自己破産は「こわい」、「すべて失う」などのネガティブなイメージがあるかもしれませんが、むしろ「借金に頼らない生活を取り戻す手続」です。
そのため、「お金を借りられない」と悩む生活を続けてもっと苦しくなる前に、自己破産などの債務整理を行い、状況を改善することをおすすめします。
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これ以上お金を借りられないときの解決方法5選
自己破産すると借金がゼロになる一方で、一定の財産を手放す必要があり、少なからず生活に影響が出ます。そのため、自己破産せずに借金問題を解決できるに越したことはありません。
そこで、「もうこれ以上お金を借りられない」という状況を解決する、自己破産以外の方法を5つご紹介します。
質屋を利用
質屋では、品物を預けることでその品物に見合う金額のお金を借りられます。
質屋は金融業ではないため、期限までに支払いができなかった場合も、返済義務や支払いの催促・取立てなどはありません。また、信用情報への影響がないのも大きな特徴です。
ただし、預けた品物を返してほしい場合は、期限までに元金と質料を支払わなければなりません。
期限までに支払いができなかった場合、お金を返さなくてよい代わりに、品物の所有権が質屋に移ります。
生命保険の契約者貸付制度を利用
生命保険の契約者貸付は、保険期間中に保証を残したまま、解約返戻金の範囲でお金を借りられる制度です。
借入可能な金額は、保険の種類や契約内容、経過年数などにより異なり、経過年数が短いと利用できない場合もあります。
借入金には会社所定の利息が付きますが、返済期限は定められていません。そのため、お金に余裕があるときに返済できます。
ただし、元金と利息が解約返戻金を超えてしまった場合、返済できないと保証がなくなるため注意が必要です。
公的融資制度を利用する
「生活支援を目的として国や地方自治体からお金を借りることができるのが、公的融資制度です。
たとえば、以下のような制度があります。
- 生活福祉資金貸付制度
- 母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
- 求職者支援資金融資制度
利用できるかどうかは状況によって異なりますが、どの制度も低い金利でお金を借りられます。利用できそうな制度があるか、確認してみるとよいでしょう。
即日支払いのアルバイトをする
新たな借入をせずに今すぐお金が欲しいという場合は、即日支払いのアルバイトをするのも選択肢の一つです。
即日支払いのアルバイトであれば、通常の仕事やアルバイトと異なり、勤務が終わったその日にお給料を受け取れます。
不用品を売る
家にある不用品をリサイクルショップなどに売れば、時間をかけずすぐにお金を得られます。
ブランド品や高級時計、宝石・指輪など、少しでも価値がありそうなものを売ることで、現金を用意できるかもしれません。
お金を借りられないときのNG行為3選
このように、自己破産以外にもお金を借りられない状況を解決する方法はあります。しかし、なかには絶対やってはいけない方法もあるため、注意が必要です。
お金を借りられないときの3つのNG行為を見ていきましょう。
ヤミ金を利用する
どんなに切羽詰まった状況であっても、ヤミ金からお金を借りるのは絶対にやめましょう。今すぐお金を借りられる代わりに、以下のように大きなリスクがあるためです。
- 金利が高すぎる
- 違法な取立てをされる
- 犯罪行為に加担させられる
詳しくは、「もうヤミ金しかない」と思ったらどうする?ヤミ金以外の対処法は?でも解説していますので、参考にしてみてください。
クレジットカードの現金化をする
クレジットカードの現金化は、法律で明確に禁止されているわけではありませんが、金融庁や消費者庁は認めていません。
以下のようなリスクもあるため、クレジットカードを現金化するのはやめましょう。
- カードが使えなくなる・一括返済を求められる
- 事故情報が登録される(いわゆるブラックリストに載る)
- 金銭的に損をする
- 犯罪やトラブルに巻き込まれる
- 債務整理をできなくなるおそれがある
詳しくは、クレジットカードの現金化は違法?借金の返済を乗り切るには?をご覧ください。
給料ファクタリングを利用する
給料ファクタリングは、給料を債権としてファクタリング会社に売ることで、給料日前にお金を受け取れる仕組みです。
一見すると便利に思えますが、給料ファクタリングはヤミ金によって行なわれていることが多く、年率数百~千数百%といった法外な手数料を要求されることがあるため、金融庁により注意喚起されています。
状況がかえって悪化してしまうおそれもあるため、給料ファクタリングの利用はやめましょう。
アディーレに相談するのも1つの手段
お金を借りられない状況を解決するにはさまざまな方法がありますが、借金して返済することを続けている限り、根本的に借金問題を解決するのは難しいといえます。
そのため、無理して自分で解決しようとせず、弁護士に債務整理の相談をすることも検討してみてはいかがでしょうか?
アディーレなら借金問題に関する相談は何度でも無料です。これ以上お金を借りられない状況でお悩みの方でも、費用の心配をせず気軽にご相談いただけます。
「借金返済のために借入する生活から抜け出したい」とお考えであれば、まずは一度ご相談ください。
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監修者情報
- 資格
- 弁護士
- 所属
- 第一東京弁護士会
- 出身大学
- 早稲田大学法学部,首都大学東京法科大学院
困りごとが起きた時,ひとりで考え込むだけでは,どうしても気持ちが暗い方向に向かいがちで,よい解決策も思い浮かばないものです。そのようなときは,ひとりで抱え込まないで,まず専門家に相談することが,解決への近道ではないでしょうか。どのようなことでも結構ですので,思い悩まずにご相談ください。依頼者の方々が相談後に肩の荷を降ろして,すっきりとした気持ちで事務所を後にできるよう,誠心誠意力を尽くします。