任意整理のデメリットは?家族にバレる?どんな人におすすめ?

任意整理のデメリットについて

借金問題を解決に導いてくれる方法の1つである任意整理

しかし、「手続するだけで借金問題が解決?デメリットもあるんでしょ?」と思いますよね。

「変な方法に頼って失敗するぐらいなら、地道に借金を返していくよ」という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、任意整理は決してあやしい手続ではありません。

債務整理で有名なアディーレに依頼された多くのお客さまも、任意整理によって借金問題を解決してきました。

そこで本ページでは、任意整理のデメリットを包み隠さずご紹介し、またどのような方に任意整理をおすすめできるのかも解説していきます。

任意整理の
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任意整理のデメリットは3つだけ

任意整理のデメリットは、以下の3つです。

  • 事故情報(いわゆるブラックリスト)に登録される
  • ローン返済中の高価なモノを回収される可能性がある
  • 連帯保証人が借金を肩代わりすることになる

それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきます。

デメリット1:事故情報(いわゆるブラックリスト)に登録される

任意整理をした場合、事故情報(いわゆるブラックリスト)に登録されます。そして、事故情報に登録されると、次のような影響を受けます。

  • クレジットカードを新規発行できなくなる
  • 車や家などの購入のためにローンを組めなくなる

ただし事故情報に登録されるのは一時的

任意整理の場合、事故情報に登録されるのは完済してからおよそ5年間といわれています。

時間が経てば、再びクレジットカードを発行したり、車や家のローンを組んだりできるようになりますので、ご安心ください。

このまま返済を続けてもいずれ事故情報に登録されるかも

あなたは、「任意整理を弁護士に依頼する前にデメリットを知っておきたい」と考えるぐらいですから、借金の返済が苦しい状況にあると思います。

そのため、今はギリギリ借金を返せていても、そのうち返済できない状態や返済が遅れる状態となり、その状態が続けば事故情報に登録される可能性があります。

もし事故情報に登録されるなら、「滞納が続いたため」というネガティブな理由ではなく、「借金問題を解決するため」というポジティブな理由がいいと思いませんか?

事故情報に登録されても現金しか使えなくなるわけではない

クレジットカードが使えなくなると、生活が不便になる

このような理由で、事故情報へ登録されることをためらい、任意整理に踏み出せないという方もいらっしゃいます。

たしかに、ネットショッピングやETCカードの利用などはクレジットカードを利用したほうが便利ですよね。

しかし、事故情報に登録されても、次のようなサービスは利用できます。

  • デビットカード
  • デポジット形式のETCカード
  • 現金チャージできるキャッシュレス決済

デビットカードでお支払いをできるネットショッピングもありますし、デポジット形式のETCカードであれば、通常のETCカードと同様に有料道路で利用できます。

今はクレジットカード以外にも便利な決済方法を利用できますので、以前と比べると事故情報に登録されるデメリットが軽減されているといえます。

デメリット2:ローン返済中の高価なモノを回収される可能性がある

クレジットカードやショッピングローンで何かしら購入する場合、その物の所有権は代金の支払いが完了するまで貸金業者にあります。

そして、代金の支払い途中で任意整理を行うと、代金の支払いが完了していないモノを回収される可能性があります。

たとえば、パソコンをカード会社Aのクレジットカードで分割購入し、完済していない状態でカード会社Aに対して任意整理を行ったとします。

この場合、カード会社Aにパソコンを回収されてしまう可能性があります。

完済している高価なモノには影響なし

カード会社Aのクレジットカードを使ってパソコンを分割購入し、完済したとします。

この場合、パソコンの代金を完済後に任意整理を行っていますので、パソコンを回収されることはありません。

回収されるリスクがあるのは、代金の支払いが完了していない高価なモノだけとなります。

任意整理であれば手続を行う貸金業者を選べる

任意整理は、手続する貸金業者を選べるので、3社から借金していてそのなかの1社だけと手続するというようなことが可能です。

そのため、どうしても手放したくない高価なモノを分割払いしているカード会社を手続の対象から外すことができます。

デメリット3:連帯保証人が借金を肩代わりすることになる

借入の契約をするときに、連帯保証人を付けることがあります。たとえば、賃貸物件を契約する際に、ご家族やご両親を連帯保証人とする場合です。

そして、あなたが任意整理を行った場合、借金を連帯保証人が背負うことになります。

連帯保証人を付けていない契約もある

カードローンやクレジットカードの契約では、連帯保証人を付けません。

そのため、リボ払いやキャッシングを行っているカード会社に対して任意整理を行う場合は、連帯保証人のことを心配せずに手続を進められます。

連帯保証人を付けている貸金業者は任意整理の対象から外せる

任意整理の場合、手続を行う貸金業者を選ぶことができます。

そのため、連帯保証人付きの契約を行っている貸金業者に対して任意整理を行わなければ、連帯保証人があなたの借金を背負うことにはなりません。

ただ、「どの借金に連帯保証人を付けているのか?」と考える方も多いでしょう。

アディーレの弁護士であれば、連帯保証人が付いているかを調べる方法も熟知しています。

よくわからないまま手続が進んで、ご家族やご両親が借金を背負ってしまうという状況にはなりませんのでご安心ください。

任意整理のメリット

任意整理によりカード会社等と交渉を行うと、次のようなメリットを受けられます。

  • 利息がカットされる※
  • 原則3年間の分割払いになる
  • 借金を減額できる可能性がある

※利息(未払いの利息、将来の利息)や遅延損害金のカットなどができるかどうかは、カード会社との和解内容によります。

メリットについての詳細は下記ページで解説しています。

任意整理のメリットを詳しく見る

任意整理をおすすめできない人・できる人

任意整理は借金問題を解決するための手続ですが、借金を抱えているすべての方におすすめできるわけではありません。

任意整理をおすすめできない人

以下に当てはまる場合、任意整理では借金問題の解決が難しいといえます。

  • 継続した収入がない
  • 収入に対する借金の金額が大きすぎる

任意整理は、手続後に一定の金額を返済し続ける仕組みとなっております。

そのため、給料や年金など継続した収入が必要です。

また、毎月2万円しか返済に充てられないのに、借金を300万円抱えているなど、返済可能な金額に対して、借金の金額が大きすぎると、任意整理をしても完済は難しいです。

任意整理による借金問題の解決が難しい場合は、個人再生や自己破産を検討していくことになります。

アディーレにご相談いただければ、数々のお客さまの借金問題を解決してきた実績も踏まえて、あなたのご状況に合わせた解決策を提案させていただきます。

債務整理に関するご相談は何度でも無料なので、ぜひお気軽にご相談ください!

長期間、借入を行っている人は借金を減らせるかも

2010年6月17日以前からキャッシングを行っている方は、過払い金が発生しているかもしれません。

過払い金が発生していれば、借金を減らせたり、借金がゼロになり過払い金が戻ってきたりする可能性があります。

過払い金請求の対象について詳しく見る

任意整理をおすすめできる人

以下に当てはまる方には、任意整理をおすすめできます。

  • 継続した収入があり借金の元本を3年~5年で返済できる
  • 一部の貸金業者に対してのみ手続を行いたい

たとえば、毎月3万円を返済できる方であれば、借金の金額が108万円~180万円が任意整理で借金問題の解決を期待できる目安となります。

特に、毎月返済はできているのに利息ばかりを支払っていて元本が減らない方におすすめです。

任意整理についてよくあるご質問

任意整理すると携帯・スマホを使えなくなるのですか?

任意整理を行っても、基本的には携帯・スマホを使い続けることができます。

ただし、携帯料金の支払いを滞納している携帯会社に対して任意整理を行う場合は、強制解約となり携帯・スマホを利用できなくなります。

もし、携帯料金の支払いを滞納している場合は、携帯会社を任意整理の対象から外すことで、強制解約を防ぐことができます。

任意整理をするとマイカーはどうなりますか?

カーローンを組んでいる貸金業者に対して任意整理を行うと、車を引き揚げられてしまいます。

すでにカーローンを完済している車であれば、任意整理後もそのまま所有できます。

また、カーローンを返済中であっても、カーローンを組んでいる貸金業者を任意整理の対象から外せば、車に影響はありません。

任意整理したことは家族や会社にバレますか?

基本的に、任意整理をしたことが家族や会社にバレることはありません。

さらにアディーレの場合、任意整理をしたことがバレるリスクが最小限になるよう、郵送物の差出人を個人名にしたり、ご希望に沿った方法で連絡したりする配慮を行っております。

任意整理をすることで家族に影響はありますか?

任意整理をしても、ご家族に影響はありません。

事故情報(ブラックリスト)に登録されると家族もカードを使えなくなるのですか?

このようなご質問を受けることもありますが、あなたが任意整理を行ったとしても、ご家族は引き続きクレジットカードを利用したり、ローンを組んだりできます。

任意整理についてのご不安は
弁護士に何でもお話しください!

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借金問題が長引くリスクをご存じですか?

  • 差押えが行われて弁護士でも対処できない状況になる
  • 借金のストレスにより自分や周りの人に悪影響をおよぼす
  • 借金のことばかり考えて「人生がつらいもの」と感じるようになる

借金問題を抱える期間が長引くほど、このような状況になるリスクが増すことになります。

アディーレは債務整理に関するご相談が0円

借金問題は早く解決するに越したことはありません。

しかし、「もっと早く相談すればよかった」というような後悔の声も聞きます。

借金問題が深刻化する前に任意整理に踏み出せない原因の1つとして、「給料を返済に充てているから弁護士費用を支払えない」ということが挙げられます。

アディーレであれば、任意整理など、債務整理に関するご相談が何度でも無料です。

書類などの準備もいりませんので、お気軽にご相談いただけます。

ご依頼で返済がストップ※

ご依頼後に、弁護士が貸金業者に対して受任通知を送ることで、あなたの返済がストップします(※)。

返済が止まれば、返済に充てていたお金で弁護士費用のお支払いができるため、毎月の支払額が増えることなく、任意整理の手続を進められる方も多数いらっしゃいます。

借金問題が長期化しても、プラスになることはありません。ぜひ、債務整理で有名なアディーレにお早めにご相談ください。

※裁判上の請求(支払督促、民事訴訟等)は停止されませんので、ご注意ください。

任意整理で借金問題を解決する流れ

任意整理の手続がどのような流れになっているのか、これから具体的にご紹介します。任意整理の手続がどのような流れになっているのか、これから具体的にご紹介します。

任意整理の流れを詳しく見る

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このページの監修弁護士

弁護士 谷崎 翔 アディーレ法律事務所

早稲田大学、及び首都大学東京法科大学院(現在名:東京都立大学法科大学院)卒。2010年弁護士登録。2012年より新宿支店長、2016年より債務整理部門の統括者も兼務。分野を問わない幅広い法的対応能力を持ち、新聞社系週刊誌での法律問題インタビューなど、メディア関係の仕事も手掛ける。第一東京弁護士会所属。

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